梅雨の時季や湿度の高い季節での洗濯のコツ
今年もやってきました、梅雨シーズン。農作物にとって夏前の雨は貴重な存在、と分かっていても毎日のジメジメはやっぱり気分が滅入ってしまいますよね。そしてとりわけ私たちの頭を悩ますのが洗濯物です。
洗濯物が乾きにくいことに加えて、衣類のニオイやカビなども気になりますよね。どうにかならないの~!!とお悩みのあなたに梅雨時お洗濯のちょっとしたコツをお伝えします。
Photo:梅雨 By noji-ichi
洗濯をする前にやっておきたいこと!
①洗濯機のお掃除
衣類を洗う洗濯機が汚れやカビだらけではどうしようもありません。洗濯層には想像以上のカビが潜んでいます。
〇大阪市立環境科学研究所の調査で洗濯水1ミリリットルで4566個のカビ胞子が見つかり、それがアレルギー性皮膚炎の原因になっているのではないか。
〇「全自動型53台とドラム式56台の洗濯機を対象に、洗濯水1ミリリットルに含まれるカビの数を調べました。家族構成や使用頻度などは違いましたが、全ての洗濯機からカビが発見されたのです。一番カビが多かったのは1ミリリットル中4000個以上。使用水量50リットルの場合、2億個以上のカビがある計算になります」 >ダスキンサービスマスター開発室 本村和之氏
まずは専用の洗剤や漂白剤で洗濯機をきれいにしましょう!
②意外と大切、予洗い
汚れがひどいものは洗濯機で洗う前に予洗いをしましょう。そうすることで雑菌が繁殖するのを防ぎ、汚れも落ちやすくなります。
梅雨時洗濯のポイント
③洗剤に一工夫
部屋干し専用などの漂白剤が入った洗剤や、お好みの香りが付いた柔軟剤などで梅雨の洗濯物にありがちなニオイをシャットアウト!
専用洗剤は室内で干しても嫌なにおいがしません:部屋干しトップ 本体 820ml
④風通し命、なければ起こせ!
お日様が当たらなくても、風通しがよければ洗濯物も早く乾きます。湿った状態が長ければ長いほどニオイの原因になりますから、風通しが良くないなら扇風機やクーラーなどを上手に使用して風を起こしましょう。換気扇のあるお風呂場に干す、というのも手ですね。
⑤熱を味方に!
熱があっても早く乾きます。洗濯機の乾燥機能を使用したり、すすぎをお湯にしたり。またアイロンが必要なワイシャツやハンカチは、洗濯の後ですぐにアイロンをすることで霧吹きなしでもすぐにしわが伸び、乾くのも速いと一石二鳥です。
⑥小まめに洗って小まめに干す!
洗い物を溜めておくと雑菌も繁殖し、干す場所もなくなってしまいます。いくら扇風機などを使用しても、ぎゅうぎゅうに干された洗濯物はなかなか乾きません。洗い物は溜めずに洗濯し、洗濯物同士がくっつかない間隔でゆったり干しましょう。
やりがちなニオイの元
⑦洗濯物をすぐに干さない
洗濯が終わっても、洗濯物をいつまでも洗濯機の中に入れたままにしておくとカビや雑菌が繁殖する原因となります。洗濯が終わったらすぐに干しましょう。
⑧洗濯機のふたを閉める
湿度が高いとカビの原因となります。洗い物をしていない時の洗濯機のふたは常に開けておくようにしましょう。
⑨洗濯機にポイッ
着替えたり服が汚れたりすると、そのまま洗濯機に放り込んでいませんか。湿気がある洗濯機の中では雑菌が湧きやすく、洗濯機のカビの原因ともなります。
洗濯物は一旦ランドリーボックスに入れて、洗濯をする時にだけ洗濯機に入れるようにしましょう。靴下など雑菌が特に多いものは個別のランドリーボックスを用意すると更に効果的ですよ。
⑩残り湯を使う
日本の家庭の6~7割が残り湯を洗濯に使用するというデータもあるほど、一般的な残り湯洗濯。お湯を使うことで汚れが落ちやすくなったりもしますが、やっぱり気になるのがニオイですよね。そこでどうしても残り湯を使いたいという方は、最後のすすぎだけでも水道水を使うことでだいぶニオイが抑えられますよ。
洗濯を制するものは梅雨を制する!?
梅雨時洗濯を制したあなたは、真の洗濯マスターです。外のお天気はじとじとしていても、心はいつも晴れ晴れいれるといいですよね。毎日のお洗濯がちょっとでも楽しくなりますように!
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