Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?
作:ビル・マーチン 絵・エリック・カール Henry Holt & Company
あらすじ
Brown bear, Brown Bear, What do you see?
I see a read bird looking at me.
茶色いクマさん、茶色いクマさん、何見てるの?
赤い鳥が僕を見ているのを見てるんだ。
という風に色んな色の色んな動物が登場します。
そして先生が見ているのは子供達、子供達が見ているのは、、、なんでしょう?
この本のポイント
「はらぺこあおむし」で日本でも人気の高いエリック・カールさんが、絵を描いている絵本です。
鮮やかな色使いがとてもきれいで、絵も分かりやすいため年齢を選びません。
色んな色を学べるので小さいお子さんから、少し上のお子さんなら数回聞いたら暗記出来てしまうほどリズムカルな文章が特徴です。
初めての英語絵本にも、そして初めて自分で読める英語の本にもうってつけの1冊です。
雨ニモマケズ Rain Won’t
文:宮沢賢治 英訳:アーサー・ビナード 絵:山村浩二 今人舎
あらすじ
Rain won’t stop me
Wind won’t stop me
雨ニモマケズ
風ニモマケズ
この本のポイント
宮沢賢治さんが手帳に書き残した、あの名文がついに英訳され絵本になりました。
英訳を担当したのは詩人のアーサー・ビナードさんで、あとがきとして「雨ニモマケズはちっとも古くなっていない。」と書いています。
文は日本語と英語の両方で書かれていて、教材にもなりそうです。
アニメーション作家の山本浩二さんが添える、美しい日本の風景がまた一つ一つの言葉を印象深いものにしています。まるで絵が動きと音も持つアニメーションのようで、ページをめくる度に風の音や馬の鳴き声が聞こえてくるかのようです。
この名文が残されてから年月が経ったとは思わせない、いまだ色鮮やかな言葉たちを感じてください。
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