Dear Zoo
作:ロッド・カンベル LittleSimon 定価1140円
あらすじ
動物園のおじさんにペット送ってくださいって頼んだんだ。
そうして届いた荷物を開けてみると、、、、なんと、ライオン!
凶暴すぎたから送り返しちゃった。
また荷物が届いたよ。
今度は何だろうと開けてみると、、、、なんとキリン!
背が高すぎるから送り返しちゃったよ。
僕が満足するペットは送られてくるのかな?
この本のポイント
仕掛け絵本になっていて、「なんだろうね?」と会話しながら開けていく楽しみがあります。
また送られてくる動物が入っている箱も色々で、DANGERというステッカーが貼ってあったり、檻になっていたりと種類豊富で興味を引きます。
内容的には単純なものですが、子供が飽きないおもしろさがあり、動物やtall(背が高い)やheavy(重い)など実用的な形容詞もふんだんに盛り込まれています。
動物の名前と形容詞が組み合わせで覚えられる点も、お勧めですよ。
I Am a Bunny
作:オーレ・リソム 絵:リチャード・スカリー Golden Books
あらすじ
春夏秋冬、移り変わっていく季節をウサギのニコラス君はとても楽しく過ごしています。
春にはお花を摘んだり、蝶と遊んだり、夏になると太陽の光をたっぷり浴びて、鳥を眺めたり、雨が降ればきのこの下で雨宿りをします。
秋になると木の葉の落葉を見て、冬支度をする動物達を見る
冬には雪で遊んで、、、、そんなうさぎのニコラス君の1年がたっぷり詰まっています。
この本のポイント
絵本作家の巨匠、リチャード・スキャリーの作品です。
ストーリー性がない絵本ですが、まずとても温かみがあってきれいな絵に心奪われることでしょう。
20世紀のベスト絵本集にも選ばれました。
文章も簡単でとても短いものなので、絵を頼りに何を言っているかわかると思います。
そして四季の移り変わりや、日常生活の中の動作などが英語ですんなり入ってきます。
とても表情のある絵で、多くは語られていないのに一日一日を慈しむように過ごしている姿に体の中からほんわかしてくる、そんな1冊です。
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