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みかんのカビの防止法。箱みかんを長持ちさせる保存法.

今年も寒い時期がやってきました。この季節の楽しみといえばみかんですよね。

こたつに入りながらのみかんは最高です。

ついつい食べ過ぎてしまうため、箱単位でまとめ買いする人も多いのではないでしょうか。

でも、みかんは悪くなりやすく、気づけばカビだらけなんてことに・・・

今回はみかんを長持ちさせる保存方法を紹介します。

みかんにカビが生える原因

みかんに生えるカビは青カビです。

青カビが発生しやすいのはこんな環境です。

温度が高い

発生しやすいのは20℃から30°です。特に25℃で活発に活動します。

30℃以上では活動では弱くなり36℃以上ではカビが生えることはありません。20°以下では、活動は弱くなりますがカビは生えます。

湿度が高い

カビの発生には60%以上の湿度が必要とされていますが80%以上になると猛烈に増加します。

ただしこれは空気中の湿度ではなくカビが発生する部分の表面の湿度です。

カビの養分がある

カビは少しでも栄養があればどこにでも発生します。塗料やちょっとした汚れでも栄養源として育つことができます。

 

これをみかんの保存場所に当てはめてみると・・・

温度

冬とはいえ暖房をつければ部屋の温度は20℃以上になります。カビが十分に活動できる温度です。

青カビは20°以下でも活動できるので、みかんを部屋の外に置いておいても危険です。

湿度や栄養源

冬は温度の関係で湿度が低くなりますが、最近は加湿器で加湿している人も多いのではないでしょうか。

湿度の高い部屋ではカビが発生しやすくなります。

カビの発生には60%以上の湿度が必要とされていますが、部屋の湿度が低くてもみかんの表面の湿度が高いとカビが生えます。

MEMO

例えば みかんの箱が閉じられていた場合、箱の中の湿度は部屋の中よりも高くなります。

また箱の中でみかんが重なり、重みによって皮から汁が出た場合、そこの湿度は一気に上がります。

皮から出た汁には糖分が含まれているためカビにとっては絶好の栄養源となります

みかんがカビない保存方法

みかんに生える青カビは、幅広い温度で発生しますが、高い温度よりは低い温度の方が活動が弱くなります。

できれば室内ではなく、 暖房を入れない部屋や廊下・物置などに保管しましょう。

みかんの箱の中は湿度が高くなりやすいので箱から出して、バラバラに保管するのがおすすめです。

重ねて保管すると皮の表面に傷をつくり、汁がでてきて湿気が付いたり、カビの栄養源となります。できれば重ならないように保管しましょう。

それ以外にもできるカビ対策

アオカビは、農家からの出荷の段階ですでにみかんの表面に付着していることが多いです。アオカビはみかんの表面では簡単には繁殖できません。

輸送中や購入後の室内での保管中の傷ができると中に入り込み、果汁を栄養源に増えていきます。

MEMO
みかんに生える青カビはみかんに含まれるプロリンと呼ばれる成分で成長が加速されます。そのため他の果物よりも青カビが増えるスピードが早くなります。

みかんを箱に入れたまま保管するときのポイント

どうしてもみかんの箱で保管したい場合は、一度みかんを全て箱から出します。

箱の下に新聞紙を1枚引きます。次に箱全体にみかんを並べてその上にまた新聞紙を引きます。

その上に2段目のみかんを置きます。そして同じように新聞紙を敷いてその上にみかんおきます。

こうすることで余分な水分は新聞紙に吸収されます。またみかんにカビが生えたとしても上下のみかんに広がるのを防ぐことができます。

MEMO
みかんにカビが生えると胞子が飛んで周りに増えていきますので新聞紙を敷くのはとても有効です。

みかんについた青カビの毒性は?害はあるの?

みかんに付着した青カビは基本的には体に害がないものですが、なかには腎癌などを引き起こす毒素を作り出すタイプもいます。

乾燥していると胞子を吸い込んでしまうこともあります。

もしみかんにカビが生えたら、そのみかんは必ず取り除いてビニール袋などに入れて廃棄しましょう。

また、カビの部分だけを取り除いて食べるのはやめましょう。見た目で大丈夫でも、みかんの内部に毒素が入り込んでいる場合があります。

それに加えてカビたみかんの周りにあったみかんはしっかり消毒しておきましょう。みかんは一つカビが生えるとあっという間に広がりますこまめにチェックしておきましょう

殺菌してカビの発生を防ぐがもおすすめ

あらかじめみかんの表面のカビを消毒しておけばカビで生えにくくなります。

みかん表面をエタノールなどで消毒するのが有効です。ひとつひとつ消毒するのは大変であれば、殺菌効果のあるアルカリイオン水などを利用して表面の殺菌をしておくのもおすすめです。

みかんの消毒に便利なベジセーフ

果物表面の殺菌方法として便利なのがアルカリイオン水です。

アルカリイオン水はPHが高いただの水です。殺菌剤を使わないでアルカリイオンの力でカビやウィルスを死滅させます。

注意
強力なアルカリイオン水であるベジセーフはみかんについたカビやバイキンウイルスなどを死滅させます。その後はすぐに中性に戻りますので、手についたり口に入っても安全です。

我が家でもみかんの鮮度維持に役立っています。

みかんだけでなく野菜や果物の消毒、農薬の除去にも優れた効果を持っています食中毒が増える寒い季節に一本あると大変役立ちます。

まとめ

いかがでしたでしょうか? 少し手間がかかりますが、箱で買ったみかんもカビを気にせず食べられます。 ぜひお試しください。

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