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おならが止まらない原因は?よく出る理由と臭いの対策

誰にも相談できないおならの悩み

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口臭や体臭などと並んで悩んでいる人が多いのが「おなら」です。

えーっ?おなら?と思うかもしれませんが、実は悩んでいる人がたくさんいます。

勉強や人間関係のストレスで自律神経のバランスを崩したり、生活が不規則だと胃腸に影響を与えます。

小さい頃はおならでちゃった~(^_^)♪で済みますが、思春期はそうはいきません。特に女性は誰にも相談できずに深く悩んでしまいがちです。

今回は、おならに関する悩みを紹介し、身近にできる改善法を紹介します。

おならは一日でどれくらいでる?

おならは誰でもでます。1日平均14回するともいわれています。
しかしそのほとんどは、少量で音も少なく無臭の場合がほとんどです。

気づかないうちにみんなブーブーしてるんですね・・・。

それに対しオナラで悩んでいる人は、いつもおなかが張っています。
そして何かの拍子で「ぶ~」とでてしまいます。大きな音とともに・・・。

普通はおならが出そうになると感覚で分かります。そのときお尻に力をいれれば抑えることもできます。

しかし、お腹が張るほどガスが溜まっていると、いつの間にかたくさん出てしまいます。
たくさんのおならは一度出始めると止めることはできません。

おならは深刻なトラウマになりやすい

思春期にこんな失敗をしてトラウマになっている人もいるのではないでしょうか?

  • 授業中に居眠りしていて起きた瞬間におならが出てしまった
  • 集会など座っていて、立ち上がった時におならがでてしまった。
  • 友達と話していて、笑った瞬間におならがでてしまった。

こんなときは気まずいですよね。自分もそうですが、まわりの人もリアクションに困ります。

思春期は自意識が過剰になりやすいので、気にしすぎて対人関係が悪化することもあります

場合によってはいじめのきっかけになってしまうかもしれません。

臭いが気になる・・・

おならの音や量の他に、臭いが強いもの悩みの元です。

誰でも1日平均14回はしているのですから、出るのはあたりまえですが、臭ければその度に周囲に気づかれてしまいます。

おならの悩みを解決するためにできること

まずはおならがでやすくなる原因から考えよう

おならは腸管からでてくるガスです。

このガスの成分のうち約70%が窒素、炭酸ガス、水素、メタン、酸素で構成された空気、約20%が血管から腸管に出てきたガス、残りの10%が腸管内での食べ物のカスを細菌などが分解するときに発生するガスです。

つまり、おならの70%は自分で飲み込んだ空気なのです。

主に物を食べたり飲んだりしたときに体内に入ります。それが、食道、胃を通って腸管に移動します。

お腹にガスをためないためには

ガスをためないためにまずは飲食時に注意が必要です。

  • ラーメンなどすすって食べるものは一緒に空気を吸い込みやすくなります。
  • 炭酸水などをはじめとする炭酸飲料もお腹にガスがたまる原因となります。
  • ガムは噛んでいる間に空気が入りやすく、ガスがたまる原因となります。
  • 飴も舐め方によっては空気を飲み込みやすくなります。
  • お茶や水をゴクゴクと飲むと空気も飲みこんでガスがたまる原因となります。

物を食べるときはゆっくり、そして一緒に空気を飲み込みやすいものはなるべく控えましょう。

これだけでも習慣づけてしまえば、かなり効果があります。

おなかで作られるガスを減らすには

腸管の細菌はガスを作り出します。

善玉菌である乳製品は胃腸を整えるためガスも発生しにくくなります。しかし、乳製品が体に合わない人(お腹がゴロゴロする)が乳製品をとると、逆にガスが発生しやすくなります。

また、過度に牛乳、チーズなどの高蛋白質をとると体質に関係なくだれでもガスが発生しやすくなります。

細菌の分解によるガスは乳製品を摂取することで多くなるからです。

腸内環境を整えようとして過度に乳製品を取るは逆効果になるのでやめましょう。

おなかからガスを追い出す方法

おならがある程度溜まってしまうと、何かの拍子で出やすくなります。

できるだけ溜め込まないのが大切です。外出前にできるだけ出してしまいましょう。

おなかを締め付ける服装をやめる

→腸管の動きを弱くするため消化が遅れ、ガスが発生しやすく、また溜まりやすくなります。

外出前にエクササイズでおならを追い出しておく

→腸管はグネグネと曲がっていて、ぐるりと一周している部分もあります。エクササイズでガスを移動させて、外出前に追い出してしまいましょう。

ゴロゴロ転がってガスを移動させる

→エクササイズはちょっとめんどくさい人は、ごろんと横になってごろごろ転がってみましょう。

ガスが移動して出やすくなります。お腹が張っているときはこの方法で追い出してしまいましょう。

おならの臭いの原因

おならが臭くなる原因を考えよう

おならには、臭うおならと臭わないおならがあります。

一般的に臭わないおならは良いおならと言われています。良いおならが出るときは腸内環境が良いことが多いです。

腸内環境と細菌

腸内環境の良し悪しには細菌が大きく関係します。腸内には善玉菌、悪玉菌と分類される細菌が存在します。

腸管に運ばれた食べ物のカスはこれらの細菌によって分解されます。

悪玉菌の割合が多い腸ではガスが多く発生し、臭いの強いおならの原因である硫化水素が発生します。

ガス(おなら)が発生しやすい食品

口から入った食べ物は胃や十二指腸、小腸を通って消化されますが、消化しきれないものが大腸にやってきます。

そこで分解される時にガスが発生します。

大腸でしか消化できないもの

  • イモ類
  • ゴボウなど繊維質の多いもの
  • 炭水化物
  • 生野菜

これらの分解には善玉菌が活躍します。分解されてもメタンと水素に分解されるためにおいはほとんどありません。

臭いガス(おなら)が発生しやすい食品

  • 肉類
  • にら、ねぎ、にんにく
 タンパク質を分解する時には悪玉菌が活躍し増殖します。

大腸で分解されるときに腐敗しやすく、スカトール、インドールなど硫化水素ガスが大量に発生し、臭いおならの原因となります。

このとき発生する硫化水素は腸の粘膜を傷つけるため、免疫力が低下します。

繊維質の多い食品は、多少ガスを発生しますが、腸内をきれいにする効果があり、排便を促すため結果的にはおならを減らしてくれます。

一方肉類やにら、ねぎ、にんにくなどは臭いおならの大きな原因になりますので、食べすぎは控えましょう。

腸内細菌を整える

おなかの健康を長い目でみると腸内環境の改善は欠かせません。

おならだけではなく、大腸がんなどの予防にも役立ちますので積極的に取り組みましょう。

  • 肉などのタンパク質を食べ過ぎない
  • 消化に良いものも多くとる
  • 繊維を多く含むものを多くとる
  • 善玉菌を増やすため乳製品を適度にとる(取り過ぎは逆効果)
  • 規則正しい生活と食事をして、腸内の環境をよくする、定期的な排便をする。

おならを減らす、臭いをおさえるには

善玉菌を増やして、ガスの発生を抑える。定期的に排便して、ガスの元を追い出すことが大切です。

また、お腹にガスたまりやすく、おならが出てしまわないか心配な方は、ガスを取り除いてくれる市販薬を利用しましょう。

それでもおならの悩みがなかなか改善しない場合

腸内環境を改善しても、おならが止まらない時は・・・

  • 腸内で何か病気がある
  • ストレスやおならに対する精神的な心配が影響している

などが考えられます。

胃腸科を受診したり、カウセリングをうけるのも1つの選択肢です。たかがおならと考えず積極的に改善に取り組みましょう。

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