カラオケや歌が苦手な人の上達法
Photo:カラオケ By ★Tsuki★
友達とパーッと騒ぎたい時、飲み会や合コンの二次会などで行くことの多いのがカラオケです。
歌が好きな人にとっては、楽しい場所ですが、歌うのがが苦手だったり、人前で歌うのが恥ずかしい人にとっては辛い場所です。断ってしまう人も多いのではないでしょうか?
聞いているだけでいいからと誘われ、断りきれなくてついていくと、結局はマイクを渡される。
歌わないと場の雰囲気を壊してしまいそうで断りにくい・・・そんな経験をしたことはありませんか?
歌が苦手な人にとっては辛い時間です。
苦手意識を取り除こう
でも、カラオケが大事なコミュニケーションの場であることは間違いありません。
ちょっとしたきっかけや気持ちの持ち方で、得意とまでいかなくても、人前で歌えるようになれるかもしれません。
カラオケ(歌)が苦手な人へ
人前で歌を歌うことに自信がない、カラオケに行ってもなんとなく隅っこでじっとしてしまう、という方いませんか?
カラオケは歌うことを楽しむため、というよりもみんなで盛り上がった時間を楽しむ為に行く場所です。単に歌うことが好きなら一人カラオケの方がずっと沢山歌えますものね。
だから、歌が上手くないからといってそんなに気にすることはありませんし、他の人もあなたが思っているほど気にしていません。
まずは苦手意識からくる、過剰な自意識を取り除きましょう!
といってもなかなか積極的に楽しめない、というあなたのためにカラオケを楽しむためのアドバイスをまとめてみました。
カラオケに行って楽しむための4つのポイント
最初は盛り上げ役に徹する
苦手だからといって部屋の隅っこでしっとしていたり、曲を選んでいるふりをするのはやめましょう。
手拍子やマラカス・タンバリンなどの楽器で他の人が歌っているときは、曲を盛り上げる努力をしましょう。
それもずっとしている必要はありません。最初の方で盛り上げておけばその印象が残りますし、波に乗ってくると後は何もしなくても自然と盛り上がってきます。
大勢で歌える曲を
まずは一人で歌わず、みんなで一緒に歌ってもらいましょう。
そこから慣らしていけばいいのです。曲を選ぶときにまわりの人に軽くお願いしておけば安心です。その時さらっと歌があまり得意じゃないことを伝えれば、それ以後無理やり歌わされることもありません。
心に余裕ができればみんなの歌をじっくり聴いてみましょう。意外と下手でも堂々と歌っている人が多いのに気づくはずです。
明るく楽しい曲を選ぶ
どうしても歌わなければいけないような雰囲気になったら明るい曲を選びましょう。
テンポの良い曲や(スローテンポのものより音痴がばれにくい)、歌っている歌手の気分になってマイクをまわしたり、他の人をステージに引っ張ってきたり、みんなを巻き込むことが出来たらこっちのものです。音痴も楽しくごまかせます。
音痴を認める
音痴だって良いじゃないですか。いさぎよく認めましょう。
それでからかわれるのなら、あなたにはそれだけ可愛げがあるってことです。
逆に音痴を認めると「音痴なので一緒に歌ってください」と人を巻き込みやすいですし、「音痴なのでみなさん盛り上げてくださ~い」と温かく見守ってもらえるでしょう。
音痴であることで周囲を気まずくさせるようなマイナスオーラや発言にはくれぐれも気をつけましょうね。あなたが楽しそうにしていれば誰も気にしませんよ。
カラオケは好きだけど、あまり上手に歌えない、またはもっとうまくなりたい人へ
音痴の原因
歌が上手に歌えない人の原因として考えられるのは2つです。
- 発声や音程が上手くできない
- 音を上手く聞き取れない
声の出し方や喉の使い方に問題がある①の場合、練習すればうまくなりますが、音の内容を聞き取れないのであれば音痴を治すのは困難です。
その見分け方が、自分の歌を録音して聞くことです。音がずれていることが認識できれば、音痴は改善できます。
歌が上手くなる方法
発声練習レベル1
歌が上手くなる方法も、日常の話し方が上手くなる方法も基本的なことは同じです。
発声が上手くできていなければ、こもった声になり聞き苦しくなります。自分が歌いたい歌の歌詞で発声練習をしても良いですが、テンポやリズム感も一緒に勉強できるので、お勧めは王道の「あ・え・い・う・え・お・あ・お」です。
ポイントは口を大きく開けることと、喉に力を入れないようにすることです。大げさにやるくらいの方が歌う時にはさり気なく発声できます。
発声練習レベル2
腹式呼吸を意識しながら発声練習をします。腹式呼吸は単純に言うと、息を吸った時にお腹が膨らむようにする呼吸法です。
安定した声量をキープするためには呼吸法は欠かせません。慣れるまでは難しいですが、お腹に手を当てて意識しながら行いましょう。
発声練習レベル3
高温はトレーニングすることで必ず出るようになります。自分に無理のない範囲の音から始めて徐々に上げていきます。このとき声を裏返したり、無理をしてはいけません。
頭の後ろから声が出て、空に上っていくようなイメージが大切です。リラックスして少しずつ出る音を広げていきましょう。
音程を合わせるトレーニング
まず自分が歌っているところを録音して聞いてみましょう。棒読みのように抑揚がないのか、単に音がずれているのか聞き分けてください。
棒読みのようになっているなら音の上げ下げを大げさに行い、音がずれているなら合わせるよう意識し歌ったものをまた録音しましょう。これを音が合うようになるまで繰り返します。
単調で飽きてきますが、音程のとり方のコツがつかめる1番手っ取り早い方法です。
カラオケで歌う曲を選ぶ時に気をつける5つのこと
なじみのある曲を選ぶ
飲み会とかが近くにあり歌を披露するかもしれないという場合、最新の曲はできたら避けましょう。
せっかく猛練習を重ねていっても、他の人とかぶる可能性も高く、聞きなれていない曲は知っているようで細かいところまで知らない場合が多いです。
また最近の曲は文章の中途半端なところで言葉を切ったり、抑揚が激しかったり、曲の途中でリズムが変わったりとかなりハードなものも多く歌いこなすのは困難です。
というわけで昔から大好きな曲や、カラオケの定番曲、いつも耳にする曲などを選んだ方が無難です。他の人とかぶったときのことも想定して、数曲用意したいですね。
歌唱力の高いことで有名な人の曲は避ける
歌が上手な歌手の歌を歌う場合、イントロ部分から同席している人達のあなたの歌声への期待も高まります。
例え特訓をして人前に歌えるようになっていたとしても、なんとなく物足りない結果に終わるでしょう。
裏声禁止
地声では出ない範囲の音を出すような歌をカラオケで選ぶのはやめましょう。
裏声は練習を積まないと使いこなせませんし、上手く出ていないとかないお粗末に聞こえてしまいます。わざわざ自らハードルをあげる必要はありません。
声に特長のある歌手が歌う歌は避ける
声がハスキーだったり、独特な歌い方だったりと特長のある歌手が歌う歌は避けましょう。
意識していなくてもその声を真似ることばかりに意識が行ってしまいがちで、肝心の音程が狂ってしまいます。
特別に上手い箇所がある歌<特別苦手な箇所がない歌
カラオケは総合的に点数が出ます。
そのためいくら上手に歌える箇所があっても、音程がずれたりテンポがずれるとすぐにマイナス得点になってしまいます。
なので高得点を狙うなら、間違えずに歌える曲を選ぶ方が無難です。
まとめ
いかがでしたか。少しでもお役に立てれば嬉しいです。
カラオケは年齢や老若男女問わず、一緒に楽しめる数少ない娯楽の一つです。
歌の上手い下手でなく、一緒に楽しく過ごすことで職場や友達とのコミュニケーションも円滑になります。
歌の上手さだけでなく、あなたも「この人とまた一緒にカラオケに行きたい!」と思われるような気配り上手なカラオケ名人になってくださいね。
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