頭皮環境改善は一日にして成らず
頭皮の環境は1日や2日で変わるものではありません。
皮膚の新陳代謝サイクルが28日であることも考えると、長期的な改善が必要といえます。
また、せっかく改善しても長続きしなくては意味がありません。
頭皮にやさしい生活習慣を心がけて抜け毛を減らしましょう
頭皮にやさしい食生活
頭皮の健康に一番欠かせないのが新陳代謝(ターンオーバー)です。
活発な新陳代謝を促すにはまず頭皮の環境を整えることが大切です。
油分のとりすぎに注意しましょう
肉料理やスナック菓子など油分を含むものをたくさん食べると皮脂の分泌が多くなります。
皮脂の増加によって常在菌が増えるため、脂漏性湿疹・皮膚炎などにつながります。
特に中年の男性は注意が必要です。
バランスの良い食事をしましょう
魚や野菜中心のバランスの良い食事を心がけましょう。
頭皮は皮膚の一部です。肌の調子を整えるビタミンB群、肌の張りを保つビタミンC群、頭皮の傷を修復したり、皮膚の細胞を作り出すのに必要な亜鉛などは必ずとりましょう。
食事でとれないときは、サプリなどを利用して補いましょう。
頭皮にやさしい洗髪習慣
洗髪は寝る前に
就寝中は成長ホルモンが分泌されるため頭皮の新陳代謝や修復が活発に行われます。
寝る前に油分や汚れをしっかり落として環境を整えましょう。
朝シャンは軽く済ませしょう
基本的に洗髪は1日1回で十分ですが、頭皮の皮脂の分泌が多い人は、髪の毛がべたつく、臭いが気になるなどの理由で朝シャンを習慣にしている人もいます。
朝シャンも夜と同じようにしっかり洗うと、頭皮に必要な皮脂性分も含めてすべてが落ちてしまいます。皮脂成分は角質細胞の維持や保護にも必要です。特に朝から皮脂成分が不足すると日光による紫外線の影響を受けやすくなってしまいます。
朝シャンはあくまで髪の毛を洗うことを目的にして軽く済ませましょう。
頭皮にやさしい嗜好品習慣
タバコはできるだけ控えましょう
喫煙は全身の血管を収縮させる作用があります。当然、頭皮の血管も収縮するため血流が少なくなります。
血流が少なくなると必要な栄養や酸素が減るため新陳代謝が悪くなり頭皮環境の悪化につながります。
また喫煙によって体内のビタミンCが破壊されるため、肌荒れが起こりやすくなり頭皮にとってよくありません。
喫煙は頭皮にとって悪いことばかりです。禁煙するか量を減らしましょう。
アルコールは適度に飲みましょう
適度なアルコールの摂取は、体内の血流を増加させるため新陳代謝を活発にしてくれます。
しかし、飲み過ぎは禁物です。飲み過ぎによって胃が荒れたり、肝機能が低下すると肌荒れにつながります。
油分の多いおつまみもついつい食べ過ぎてしまうので注意が必要です。
あくまで、適度な飲酒を心がけましょう。
頭皮にやさしい睡眠習慣
睡眠不足は頭皮に限らずお肌の大敵です。睡眠不足が続くとストレスや疲れとなり体内のビタミンが過剰に消費され、肌荒れにつながります。また、睡眠中は成長ホルモンが分泌されるため、新陳代謝が活発になります。
特に夜10時~朝2時はゴールデンタイムといわれています。
早めの就寝を心がけましょう。
頭皮にやさしい外出習慣
頭皮にとって紫外線は大敵です。短時間だから・・・、曇っているから・・・、と油断は禁物です。短時間でも紫外線は頭皮に確実にダメージを与えます。また、紫外線は雲を通過してくるため、曇っていても頭皮にダメージを与えます。
外出時にはできるだけ、帽子や日傘を使いましょう。できればUVカット仕様のものを選びましょう。
まとめ
生活習慣を見直して、頭皮の環境改善を目指しましょう!
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