冬場でも車の燃費が悪化しない!暖房の賢い使い方

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冬場でも車の燃費を悪化させない方法

ガソリンスタンド

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意外と多いアイドリング時のガソリン消費量

車のエンジンをかけただけの状態、つまりアイドリングの状態でガソリンがどれくらい使われるか知っていますか?

走行していないから、ほとんど使われていないと思っていませんか?

実は意外に多いんです。

アイドリング状態での消費量

実際のどれくらい多いのかを調べてみます。

車種はマツダの平成23年式の現行型MPVです。(2300ccの自然吸気エンジンで4WD仕様です。)
計測には、ユピテルGWR53SDを使いました。

※ある程度走行して十分にエンジンと室内が温まり安定した状態で計測しています。

エアコンのON/OFFによる燃費の違い

エアコン(暖房)を切った状態

アイドリング状態ガソリン消費量

mL/mの表示が一分あたりのガソリン消費量です。
これを見ると1分間で13mlのガソリンが消費されています

エアコン(暖房)を入れた状態

エアコン入れたときのガソリン消費

次にエアコンを切った状態で計測すると1分間で22mlのガソリンが消費されています。アイドリングでも意外に多くのガソリンが消費されているのが分ります。

※エアコンを入れていますが、室内は十分に暖まっているので、エアコンを入れることによる瞬間的な負荷はかかっていません。

このことから、エアコン(暖房)によってアイドリング時のガソリンの消費量が40%も増えているのがわかります。

寒いからといって車内で暖まっていると、走行していなくてもガソリンはどんどん消費されていきます。

特に寒い時期に行う暖機運転は寒い車内を温めるためエアコンが一時的にフル回転するため、実際はこの計測値より多くのガソリンを消費します。

20分間暖気するだけで、440mlものガソリンが消費されています。
なんと1日1回の暖気のためだけで、1ヶ月で13.2Lもガソリンが消費されていることになります。1L=150円として約2000円/月です。

エアコンによる燃費の悪化

アイドリング状態でエアコンを入れることで、約40%=9mL/mも消費量が増えています。

これは走行時も同じことが言えます。

夏にもエアコンは使いますが、窓を開けて走行すればある程度室内の温度は下がるので、エアコンのよる負荷は少なくて済みます。

それに対して冬場は、エアコンによって温度を上げるしかありませんので、常にエアコンを使う必要がありガソリンの消費が多くなります。

冬場でも燃費を悪化させない方法

車のエアコンは家庭用のエアコンと少し仕組みが異なります。

大きな違いはエンジンの熱の存在です。寒い冬に使う暖房はエンジンの熱を利用しています。

車についているエアコンにA/Cとかかれたボタンがあると思います。これはコンプレッサーを作動させるスイッチになっています。
ACスイッチ

コンプレッサーにはいろいろな働きがありますが、その働きの1つとして循環する空気の湿度を取り除いてくれます。

実はこのコンプレッサーを動かすには大きな電気が必要であり、エアコンによる燃費悪化の大きな原因になります

コンプレッサー自体は暖房効果には直接関係しません。 つまり切っても、車内はしっかり暖房されます。

エアコンを使った暖房はエンジンの熱が利用されています。つまり、熱の元はタダです。

コンプレッサーを使わなければ、エンジンの熱の一部を利用して車内に暖かい空気を入れるだけです。

つまり電気はほとんど使いません。つまり、ガソリンはほとんど消費しません。

エアコン(暖房)をつけてA/Cを入れているとき
エアコン入れたときのガソリン消費

エアコン(暖房)をつけてA/Cを切っているとき
エアコンONACOFF

エアコンを切っているとき
アイドリング状態ガソリン消費量

比べて分かるとおりA/Cを切っていればエアコンで暖房を入れても、エアコンを入れていない時とガソリンの消費量はほとんど増えません。

<注意>
A/Cを切る事でガソリンの消費は減りますが、除湿されないので窓が曇りやすくなります。
特に大人数での乗車時は吐く息に含まれる水分で曇りやすくなります。また、雨が降っている時など外気の湿度が高い時も曇りやすくなります。
安全のためにも運転時はA/Cを入れることをおすすめします。
もしどうしてもA/Cを切りたい場合は、足元からのみ風を出せば多少曇りにくくなります。

まとめ

車のエアコンによる暖房はA/Cを切る事で、燃費悪化を抑えることができます。
しかし、曇りやすくなるので注意して使ってくださいね。

今回計測に使ったユピテルスーパーキャットシリーズは業界で唯一燃費も計れるオービスレーダーです。気になる方はコチラをご覧ください。

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