目薬を選ぶときに気をつけること
現代社会はTVやパソコン、そしてスマートフォンなどを長時間使うことも多く、目に大きな負担をかけています。
目の疲れは肩こりや頭痛などを引き起こし、体の疲れにもつながるためなんとかしたいものです。
目薬を使えばリフレッシュできる!?
疲れたなぁ、かゆいなぁ、眠いなぁ、そんな時によく使うのがが目薬です。
目を元気にするビタミン入りだったり、スーッとする成分が入っているものもあります。特にモニターを見る仕事をしている人は、目薬が手放せないのではないでしょうか?
しかし、目薬はきちんと選ばないと、かえって目に負担をかけることになります。
目薬の問題点
薬局などで買える市販の目薬は、以前より危険性が指摘されています。このことは眼科医が製薬会社に申し入れるほど重大です。
でも製薬会社も商売ですから、簡単に受け入れるわけにはいきません。
目薬の何が問題なのか?
防腐剤
市販の目薬には防腐剤が多く含まれてます。これを入れないとボトルの先から入り込んだ細菌が繁殖してしまい、2週間ほどしか使えないからです。
実はこの防腐剤は目にとっては刺激物です。角膜や結膜に炎症を引き起こすことがあります。また長期間使い続けることで傷を作ってしまうことがあります。
一般的な防腐剤
- 塩化ベンザルコニウム
- ソルビン酸カリウム
- パラベン
血管収縮剤
TVやモニターなどを長時間見続けて目を酷使すると、目が疲れて赤くなることがあります。血管が一時的に太くなって起こる充血です。
市販の目薬の中には充血に対する効果があるものもあります。こういうタイプの目薬には血管を細くする血管収縮剤が含まれています。
血管収縮剤の効果によって一時的に血管は細くなり、充血は改善します。しかし疲れた目には栄養(血液)が必要なため、さらに太くなります。
これを繰り返していると、次第に血管自体が太くなってしまい元に戻らなくなります。そうなると、常に充血した目になってしまいます。
このように、目が疲れたからといって安易に目薬を選んでしまうと、かえって目にダメージを与えてしまうことがあります。
[#MioFriendsjp 元気なひとみをたもつため] 目薬の使用に注意!目薬には防腐剤が入っていて長く使うと結膜炎が生じる可能性が高い。また、ステロイド成分が入っている目薬を長く使うと眼圧が高くなることや視神経が萎縮され、免疫が落ちることもあるとのこと。
— ミオフレンズ® MioFriends® (@MioFriendsJP) 2015, 3月 11
目に安全な目薬を使うには?
目に安全な目薬を手に入れるにはどうすれなよいでしょうか?
眼科で処方してもらう
眼科で処方される目薬には防腐剤は含まれていないか、わずかです。
そのため、使用期限が短かめに設定されています。また、目薬によっては保存方法に注意が必要です。
市販品と違って、目の症状にあわせた成分しか入っていないので、目に負担をかけることなく治療効果が期待できます。
目に優しい市販の目薬の見分け方
眼科に行く時間がない、とりあえず様子をみたいなら薬局で買える目薬で対処することになります。
市販薬の中にも防腐剤の含まれていない目薬、目の負担の少ない目薬があります。
非常にたくさんの目薬が発売されているので見分けるのは大変です。 そんな時はパッケージを見ましょう。
市販の目薬には第2類医薬品と第3類医薬品があります。その中で 第3類医薬品は規制が厳しく、目にリスクがある防腐剤を成分に含めることができません。
なので、目に負担をかけたくないのなら第3類医薬品を選びましょう!
血管収縮剤が含まれていない目薬を選ぶ
「目の充血に効果的」など充血対策を前面に出している目薬は血管収縮剤が多く含まれている可能性がありますので避けましょう。
血管収縮剤成分
- 塩酸ナファゾリン
- 塩酸テトラヒドロゾリン
- 塩酸フェニレフリン
どこの薬局でも売っているおすすめの目薬
一回分づつに包装されているので、防腐剤が入っていません。安心して使うことができます。
まとめ
一生使い続ける大切な「眼」です。目薬を使わなくてもいいように眼に負担の少ない生活を心がけましょう。
TVやパソコンは休みながら見る。疲れたら温めたタオルなどを眼に当てて休ませるなど、身近にできることはたくさんあります。
仕事でパソコンを使う人も多いと思います。最近では、パソコンから出る光(ブルーライト)も眼を傷つけるといわれていますので、パソコン画面にブルーライトをカットするフィルタをつけたり、パソコン用のメガネを使うなど日常でも気をつけましょう。
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