介護職員初任者研修資格(介護資格)をとるメリット、とらないデメリット

介護の資格はとった方がいい?

現在、介護の仕事をしている人、これから介護の仕事をしようと考えている人の中で介護の資格をとろうか迷っている人が多いのではないでしょうか?

今の制度では介護の資格がなくても、介護の資格をすることは可能です。しかし、資格をもっていることでのメリット、もたないことによるデメリットがあります。

現在、資格をとるかどうかで悩んでいるなら、ぜひ参考にしてみてください。

現在の介護職員の需要と供給は?

平成26年10月に発表されたに厚生労働省の第1回社会保障審議会福士部会福祉人材確保専門委員会の資料によると、平成24年の時点で介護職員初任者研修や訪問介護員養成研修を終了している人は約380万人となっています。

そのうち、介護職員実務者研修(ホームヘルパー1級)は約19万人、介護職員初任者研修(ホームヘルパー2級)は約365万人となっています。

この中には資格を持っていても介護の資格をしていない人もいるため、実際には訪問介護、施設での介護職員合わせると170万人程度です。

この数は、15年前と比べて115万人も増加しています。

しかしながら、現在の高齢化のスピードから考えると、10年後の2025年には250万人の介護職員が必要となります。今でも介護職員の数は増えていますが、このペースだと37万人が不足するとみられています。
※厚生労働省平成27年Press Releaseより

この先、介護業界では慢性的に人手不足になっていくのは確実なようです。

介護資格をとるメリット、とらないデメリット

これから高齢化が進んでいくと、さらに多くの人が介護の仕事に携わっていきます。

その中で、資格が大きな意味をもっていきます。

介護資格をとるメリット

介護の資格をとることで得られるメリットとはなんでしょうか?

現場を引っ張って行ける

介護の仕事は個人個人で行うのではありません。介護職員がチームとなって行います。

当然その中には資格がない人、経験が浅い人も多く含まれます。

その中で資格をもっていれば、現場の指導を任されたり、チームのリーダーとして多くの場面で活躍することができます。

待遇が良くなる

現在すべての施設でそうとは言えませんが、資格をとることで給与面が良くなる傾向にあります。

例えば、無資格に比べて、介護職員初任者研修資格があると約15000円/月、介護福祉士は約40000円/月程度高くなる傾向にあります。

就職に有利となる

介護の人手が不足しているといってもどの施設も知識のある有資格者をほしがっています。

施設によっては、職員全員が有資格者であることをアピールしている所もあります。そのため資格があれば、就職のときに採用されやすくなります

転職に有利になる

介護の仕事を始めて多くの人が悩むのが人間関係です。どの職場にも合う人合わない人はいるのが当たり前ですが、合わない職場で働き続けるのはストレスですよね。

資格がないと次の職場を見つけるのはなかなか大変ですが、資格があれば転職にも有利です。

介護資格をとらないデメリット

介護の資格をもっていないデメリットはなんでしょうか?

仕事内容に制限を受けることがある

施設によっては、資格をもっていないと身体介護をさせてもらえなかったり、身体介護をするときは有資格者に判断を仰ぐ必要がある場合があります。

また、夜間対応型訪問介護、定期巡回随時型訪問介護看護に従事する際は、介護職員初任者研修又はホームヘルパー資格が必須になります。

経験があっても資格がないだけでできる仕事が限られると、自分にとってもまわりにとっても大きなストレスとなります。

立場が弱い

現在介護職の離職率が大きな問題になっています。その大きな原因が人間関係といわれています。

特に無資格の人は立場的に一番弱く、有資格者との間でトラブルもおきやすくなります。

自分の方が経験があっても、資格があるだけで相手のほうが有利になってしまう場合もあり、大きなストレスの原因ともなります。

まとめ

これからは今まで以上に介護職につく人が増えてきます。その中で、介護の仕事を長く続けていくために介護の資格は必須です。

スクールなどに通うには時間も費用もかかりますが、その価値はあると思います。

通学制だけでなく、通信制のスクールもありますので自分の状況にあわせて選ぶことで小さな負担で資格をとることができます。

また、働きながら無料で資格がとれる「かいご畑」などのサービスもありますので、一度チェックしてみてください。

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